《movie》CURE
昨日、三軒茶屋の駅を出たら、一面セピア色に染まってて、まるで[
CURE
]の中のようで、つい昨夜ビデオで[
CURE
]を観た。
黒沢清監督の[
CURE
]。
一応、ホラー映画、という括りなんでしょうか?
私的には、ただひたすら“心の闇”の作品と思います。
猟奇的な殺人事件を追う刑事と、精神障害(若年性の痴呆?)のあるその妻を軸に、刑事の友人である精神科医、そして殺人犯の物語。
オープニングから徐々にストーリーの濃度が増していく、その濃くなっていくスピードが巧い。
あと、古びた建物や廃墟のシーンが多いんだけど、その質感が凄い!
埃やカビの匂いが感じられるほど。
監督のこだわりと、各エンジニアの技量のマッチングだよなあ。
私はちょこっと“感じる”ほうではありますが、お化けよりもなによりも、いちばん怖いのは人間であると思います。
[
CURE
]はそれがよく顕されていると思う。
2005年08月15日 MOVIE トラックバック:0 コメント:0