《BOOK》伊坂 幸太郎 / 重力ピエロ
伊坂 幸太郎さんの作品は、初めて読みました。
ストーリーは面白かったですが、もっと文章が巧くなるといいね、というのが正直な感想。
会話で進んでいう部分が多いので、映像化には向いているんじゃないだろうか。
ただ、映像喚起力がある文章では決してないので、脚本・演出次第のものになると思いますが。
ミステリーとして読むには詰めが甘い(頭文字のことも地図のことも私はすぐ気付いてしまったもので。。。)ところもあるけど、兄弟の物語として読むときゅうっとなってしまうところがいくつもあって、そこはステキ。
でもね、若干幼いんですよね。
お兄ちゃんが30くらいでも「そんなもんか」と思うけど、あの弟くんが28ってのはどうかね?
弟くんの行動力・躍動感を活かすんだったら、大学出てすぐくらい、いっても24、5くらいにしておいたほうがリアルだったんではないかと。
だって、あれくらい計画的にモノを考えられる男のコが、28にもなって定職につかない(まあ自営だけど、ねえ)って、説明がなさ過ぎるもの。
それとも、私が読み落としたんだろうか?
あと、兄弟ふたり、実家が仙台市内なのに、なぜ別々に暮らしているのか、とかも。
その辺の設定の部分、もうちょっと丁寧なほうがいいんじゃない?と思うポイントだったなあ。
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重力ピエロ
2005年08月12日 BOOK トラックバック:0 コメント:0